厚生労働省が令和4年度から実施する「脳卒中・心臓病等総合支援センター」モデル事業について、全国10自治体12病院の1つとして、三重大学医学部附属病院が採択されました。
1 概要
循環器病対策基本法が令和元年12月に施行され、この法律に基づき循環器病の予防や正しい知識の普及啓発、循環器病にかかる保健、医療および福祉に係るサービス提供体制の充実、循環器病対策を推進するための基盤整備が進められています。当該事業は循環器病の患者及びその家族の情報提供・相談支援等に対する総合的な取組についてのモデル事業であり、厚生労働省より令和4年2月に公募されました。今回、当該事業の実施法人として三重大学医学部附属病院が選定されました。
同病院において、循環器病に関する相談支援窓口として、「脳卒中・心臓病等総合支援センター」を設置し、三重県内の保健・医療・福祉に係る支援の提供体制の充実を目指します。
2 県の関与
「脳卒中・心臓病等総合支援センター」は都道府県と連携を取りながら循環器病に関する情報提供や相談支援等の取組を行うこととされていることから、今後の三重大学医学部附属病院におけるモデル事業の実施にあたり、三重大学医学部附属病院と緊密に連携しながら、本県における循環器病対策の取組を進めていきます。