三重県立志摩病院指定管理者選定委員会では、志摩病院の指定管理の期間が令和3年度末をもって満了することから、令和2年7月から10月にかけて次期指定管理候補者に係る審査を実施してきました。
これについて、同選定委員会から県に対し以下のとおり、審査に係る報告書の提出がありましたので、その内容を公表いたします。
1 申請事業者
(団体名) 公益社団法人地域医療振興協会
(所在地) 東京都千代田区平河町2-6-3
(代表者) 理事長 吉新 通康
2 審査結果
選定委員会における審査結果としては、申請事業者である公益社団法人地域医療振興協会は、志摩病院の次期指定管理者としてふさわしいという結論に達しました。
3 県および申請事業者に対する意見
・人口減少など志摩地域における今後の社会情勢の変化に合わせ、10年という指定期間に捉われず、5年
程度の中期的な間隔で、診療科の再編など診療機能の見直しを実施することについて検討されたい。
・施設の老朽化に伴う建替等を検討する際には、これまでと同様の規模で考えるのではなく、今後、地域に
必要となる診療機能に合わせたダウンサイジングについても検討されたい。
・地域医療支援病院として、救急医療機能は非常に重要であり、特に現在手薄となっている外科系の充実を
図られたい。
・研修医の受入に関して指導医クラスの医師の存在は重要であり、研修医の数に応じて一定数確保されるよ
う努められたい。
4 その他
審査の経過等の詳細につきましては、関係資料「三重県立志摩病院指定管理者の審査に係る報告書」をご覧ください。