平成29年7月13日に厚生労働省から発表されました「平成28年衛生行政報告例における三重県就業保健師・助産師・看護師・准看護師数」について、誤りがありました。
お詫びして訂正します。
1 訂正概要
三重県内の平成28年衛生行政報告例の保健師、助産師、看護師、准看護師業務従事者数については、厚生労働省に提出し、すでに公表されていますが、集計に誤りがあることが判明しました。
2 主な訂正内容
「平成28年就業看護師数」
(実 数) 誤 15,703人 → 正 16,259人
(人口10万対)誤 868.5人 → 正 899.3人
(全国順位) 誤 35位 → 正 34位
「平成28年就業准看護師数」
(実 数) 誤 5,061人 → 正 5,096人
(人口10万対)誤 279.9人 → 正 281.9人
(全国順位) 28位(変わらず)
「平成28年就業保健師数」
(実 数) 誤 688人 → 正 681人
(人口10万対)誤 38.1人 → 正 37.7人
(全国順位) 38位(変わらず)
「平成28年就業助産師数」
(実 数) 誤 410人 → 正 420人
(人口10万対)誤 22.7人 → 正 23.2人
(全国順位) 誤 45位 → 正 43位
※今回、三重県が再集計した結果を公表するものであり、厚生労働省が発表している平成28年衛生行政報告例の修正は行われません。
3 原因について
平成28年度調査から事務フローを見直し、紙での提出だけでなく電子データでの提出方法も可としました。こうした中で、入力作業を委託した業者によるデータの重複入力や集計システムエラーによるデータの一部欠落、及び各医療関係施設等や県、委託業者間でデータを送受信する際のミスによる集計漏れが生じました。
また、元データである業務従事者届と国へ提出した数値のチェックが十分にできていませんでした。
4 再発防止について
平成30年度調査では、事務フローを見直すとともに、元データである業務従事者届と国へ提出する数値のチェックや前回調査結果との比較・分析を行い、集計誤り等がないかを複数の職員で確認すること等により、正確な集計結果の公表に期してまいります。
<参考>
衛生行政報告例とは、厚生労働省が行う衛生行政に関するものを取り扱った調査であり、就業地の都道府県知事に届出のあった数値等を取りまとめ、公表されています。衛生行政報告例の看護職員にかかる調査については、保健師助産師看護師法第33条の業務従事者届に基づき、2年ごとに実施しています。
【保健師助産師看護師法(抜粋)】
第33条 業務に従事する保健師、助産師、看護師又は准看護師は、厚生労働省令で定める二年ごとの年の十二月三十一日現在における氏名、住所その他厚生労働省令で定める事項を、当該年の翌年一月十五日までに、その就業地の都道府県知事に届け出なければならない。