このたび、難病医療提供体制整備の一環として、平成31年4月1日付けで三重大学医学部附属病院を「三重県難病診療連携拠点病院」に指定するとともに、三重病院および鈴鹿病院を「三重県難病診療分野別拠点病院」に指定しました。
1 今回の指定概要
(1)「三重県難病診療連携拠点病院」
①医療機関名および所在地
名称 国立大学法人 三重大学医学部附属病院
所在地 津市江戸橋2-174
(2)「三重県難病診療分野別拠点病院」
①医療機関名および所在地
名称 独立行政法人 国立病院機構 三重病院
所在地 津市大里窪田町357
名称 独立行政法人 国立病院機構 鈴鹿病院
所在地 鈴鹿市加佐登3丁目2-1
2 指定日
平成31年4月1日
3 指定要件など
(1)「三重県難病診療連携拠点病院」
①複数の疾患群の難病診療に関して、診断、専門治療が実施できる体制を有していること。
②県の指定する難病指定医が配置され、その二分の一以上の数の医師が専門医資格による難病指定医で
あること。
③臨床遺伝専門医や、認定遺伝カウンセラー等により遺伝カウンセリングが実施できる体制を有してい
ること。
④難病診療の連携・相談窓口を設け、看護師、ソーシャルワーカー等の資格を有する難病診療連携コー
ディネーターおよび難病診療カウンセラーを配置できること。なお、難病診療連携コーディネーターと
難病診療カウンセラーは兼任しても差し支えない。
(2)「三重県難病診療分野別拠点病院」
①専門分野の難病診療に関して、診断、専門治療が実施できる体制を有していること。
②専門分野において県の指定する難病指定医が配置され、その二分の一以上の数の医師が専門医資格に
よる難病指定医であること。
③難病診療連携コーディネーターによる相談・紹介に応じ、患者の受け入れを行うこと。
④難病診療の連携・相談窓口を設けて相談連絡員を配置できること。
4 三重県の難病医療提供体制整備について
三重県では、難病の患者に対する良質かつ適切な医療の確保および療養生活の質の維持向上を図るため、難病について、早期に正しい診断ができ、診断後は身近な医療機関で適切な治療を継続できるよう、地域の医療機関の連携による難病医療提供体制の整備を進めています。
今後も、県内の難病対策医療のさらなる充実のため、拠点病院と連携し、難病患者のための医療提供体制の整備を推進していきます。