三重県では、県内のアレルギー患者の皆様が、そのアレルギーの状態に応じて適切なアレルギー疾患医療を受けることができるよう、アレルギー疾患対策の充実・強化を進めることとしています。
その一環として、このたび、三重大学医学部附属病院と三重病院を「三重県アレルギー疾患医療拠点病院」に指定しました。
今後も、県内のアレルギー疾患対策医療のさらなる充実のため、拠点病院と連携し、アレルギー疾患対策を総合的に推進していきます。
1今回の指定概要
(1)医療機関名及び所在地
①名称 国立大学法人 三重大学医学部附属病院
所在地 津市江戸橋2-174
②名称 独立行政法人 国立病院機構 三重病院
所在地 津市大里窪田町357
2指定日
平成30年3月30日
3指定要件など
(1)県の中で、アレルギー疾患の診療ネットワークの実情を総合的に考慮し、県の中でアレルギー疾患の
診療ネットワークの中心的な役割を果たしている、または将来果たすことが期待される医療機関である
こと。
(2)アレルギー疾患の診療経験が豊富な内科、小児科、皮膚科、眼科、耳鼻いんこう科の専門的な知識と
技能を有する医師が常勤していること。常勤していない場合は、他の医療機関の診療科とあわせて指定
することで、拠点病院としての選定基準を満たすものとする。また、医師は一般社団法人日本アレルギ
学会のアレルギー専門医資格を有する医師であることが望ましい。
(3)アレルギー疾患に関する専門的な知識を有する薬剤師、看護師、管理栄養士等が配置されていること
が望ましい。
(4)小児アレルギー疾患医療の中心的な役割を担っている小児専門医療機関も拠点病院として選定するこ
とができる。