歯科技工業務功労者知事表彰の被表彰者が下記のとおり決定されましたので、表彰式の日程とあわせてお
知らせします。
この表彰は、歯科技工技術の向上発展を図り、歯科医業の発展に寄与する等、歯科技工業務に関して顕著
な功績があった者をたたえ、他の者の模範とすることを目的として三重県知事が行うものです。
記
1.被表彰者及び主な功績【個人2名】
〇大西 清支(おおにし きよし)氏(歯科技工士)
・平成7年に、三重県8020運動推進協議会の最初の委員となり、スポーツ時等の事故による口内損傷
の予防手段として「マウスガード」が有効であることについて、製作する立場から啓発に取り組み、歯
科保健事業の推進に尽力した。
・平成9年に、県内最初の「義歯刻名事業」の開始に県行政や県歯科医師会への事業説明、施設との事前
調整等に尽力し、鈴鹿市の特別養護老人ホームでの実現に尽力した。
・平成25年に、「第17回アジア・太平洋地域歯科技工士連盟協議会」に日本代表として出席し、各国
代表団と歯科技工士制度の現状や課題等について情報交換を行うとともに、第18回協議会の日本での
開催の実現に繋げ、歯科技工士の国際交流の推進に貢献した。
〇西口 敬助(にしぐち けいすけ)氏(歯科技工士)
・平成9年に、鈴鹿市の特別養護老人ホームにおいて開催された県内最初の「義歯刻名事業」において、
入所者22名への義歯37個の製作作業に中心となって携わった。
・平成17年に、無料での入れ歯洗浄や日頃の手入れ方法等のアドバイスを行う「入れ歯クリーニング事
業」の伊賀市と名張市での実現に尽力し、県民の健康増進に貢献した。
・平成18年に、歯科医師会のイベント等で展示する歯科補綴物の製作に携わることにより、県民の歯科
保健に関する知識の啓発と歯科技工士の職種理解の普及に貢献した。
※義歯刻名は、義歯の取り違えや紛失の予防策、不測の事態における身元確認の手段として有効に機能す
るとともに、義歯利用者が義歯に対してより一層愛着を持つことへと繋がりました。
2.表彰式
日時:平成28年5月29日(日)10時30分~13時00分
場所:三重県総合文化センター生涯学習棟視聴覚室(三重県津市一身田上津部田1234)
※一般社団法人三重県歯科技工士会定時総会の中で行われます。
※表彰状の授与に関しては健康づくり課長が行います。
表彰式に関する問い合わせ先 一般社団法人三重県歯科技工士会
TEL:059-226-3273
http://www.k5.dion.ne.jp/~mieshigi