県内の小児科定点医療機関(45機関)からの報告によると、本年第42週(10月16日から10月22日)の1定点医療機関当たり患者数が3.07人となり、国立感染症研究所が警報レベルの目安としている1定点医療機関当たり「3.0」を超えました。
県民のみなさまには手洗いや、咳エチケットを行うなど、感染予防の対策をしていただくようお願いします。
【咽頭結膜熱とは】
・アデノウイルスの感染により、発熱(38~39度)、のどの痛み、結膜炎を発症する小児に多い病気で、 プールでの接触やタオルの共用により感染することもあるので、プール熱と呼ばれることもあります。感 染経路は、通常飛沫感染、接触感染です。
【予防対策】
・手洗いや、咳エチケットを行うなど、感染予防の対策をお願いします。
・感染者との密接な接触は避けましょう(タオルなどは別に使いましょう)。
【感染時の対策】
・咽頭結膜熱は高熱が比較的長く(5日前後)続くことがあります。特別な治療法はありませんが、ほとん ど自然に治ります。
・吐き気、頭痛の強いとき、せきが激しいときは早めに医療機関に相談してください。