三重県では、広く県民に骨髄移植や末梢血幹細胞移植に関する正しい知識を持っていただくとともに、骨髄バンクの新規ドナー登録者を確保するため、「骨髄バンクの普及啓発用チラシ等作成のためのクラウドファンディング」を実施しています。このたび、集められた善意の寄附金の一部をもとに、骨髄バンク普及啓発用冊子「いのちの贈りもの」を作成しました。
本冊子は、骨髄バンクの普及啓発やドナー登録について深く知り、考えていただくきっかけとするために作成したもので、実際に骨髄提供を受けた患者さん、骨髄提供をされた方の声や、歌手・タレントの中川翔子さんの応援の声などを掲載するとともに、骨髄・末梢血幹細胞提供までの具体的な流れを詳しく説明しています。
1.発行部数
1,000部(初版)
2.規格・ページ数
A5版カラー・32ページ
3.入手方法
当ページ下部の「関連資料」からPDFファイルをダウンロードできます。
冊子体は、県保健所、骨髄バンクドナー登録会場のほか、当課において無料で配布いたします。
郵送をご希望の方は、140円分の切手を貼ったA5サイズの入る返信用封筒を同封いただき、下記まで
お申し込みください。なお、お一人につき、1冊までとさせていただきます。
〒514-8570 津市広明町13番地(本庁4階)
三重県医療保健部 薬務感染症対策課 薬事班
※ 三重県では、平成30年9月7日(金)から平成31年3月31日(日)まで、「骨髄バンクの普及啓発用
チラシ等作成のためのクラウドファンディング」を実施しており、平成31年3月5日(火)現在、目標
額(100,000円)を上回る123,000円の寄附をいただきました。あたたかいご支援をいただきありがと
うございます。
【参考】骨髄バンクについて
白血病や再生不良性貧血などの病気は、骨髄移植により患者さんが健康を取り戻せるようになりました。
骨髄バンク事業を円滑に実施するためには、非血縁者間においては数百分の1から数万分の1の確率でしか適合しないHLA(白血球の型)の適合者を見出すために、多くの骨髄提供希望者(ドナー)の登録が必要になります。しかしながら、ドナーには年齢制限があることから、毎年全国でおよそ2万人が登録を抹消されており、一方で、少子高齢化の影響等による新規ドナー登録者の減少が課題となっています。
そこで、新規ドナー登録者を確保するために、広く県民の皆さまに骨髄移植や末梢血幹細胞移植に関する正しい知識の普及啓発を行う必要があります。