1 概要
令和2年10月28日(水)10時30分、鳥羽市内の住民から伊勢保健所へ、「10月26日(月)の夕食に友人と2人で伊勢市内の飲食店を利用した後、深夜に吐き気、腹痛の症状を呈し、医療機関に救急搬送され、アニサキス2匹が摘出された。」との通報がありました。
同保健所が調査したところ、10月26日に伊勢市内の飲食店を利用した1グループ2名中1名が10月27日(火)0時30分頃から、吐き気、腹痛の症状を呈していたことが判明しました。
同保健所は、医療機関において患者からアニサキスの虫体が摘出されたこと、患者の症状および潜伏期間がアニサキスによるものと一致すること、患者を診察した医師から食中毒の届出があったこと、発症日から遡った潜伏期間中に喫食した鮮魚介類は当該施設における食事のみであったことから、当該施設が原因の食中毒と断定し、本日付けで営業禁止処分としました。
なお、患者は既に回復しています。