平成28年10月27日(木)午前11時頃、尾鷲市内の医療機関から尾鷲保健所へ、アニサキス症の疑いのある患者を診察した旨の連絡がありました。
尾鷲保健所が調査をしたところ、患者は平成28年10月26日(水)に、知人が釣ったカツオを貰い、患者自身が自宅で刺身に調理し、自身の家族や、近所の家族と分けて喫食していたことが判明しました。また、医療機関の聞き取りから、患者胃内部よりアニサキスが摘出されたことも判明しました。
同保健所は、患者の症状がアニサキス食中毒と一致していること、医師からの届出があったことから、アニサキスによる食中毒と断定しました。
なお、患者は快方に向かっています。