斎宮歴史博物館では、博物館職員が日頃の研究成果をわかりやすく紹介する講座を「さいくうミュージアム講座」(全9回)として、令和7年度から装いも新たに開講します。
第1回講座は平安貴族のおでかけに注目します。平安時代の人々はおでかけをどのように楽しんでいたのか、さまざまな視点からご紹介します。気持ちの良い気候の5月、ぜひ斎宮跡におでかけください。
1 内容
(1)開催日時 令和7年5月24日(土) 13時30分から14時30分まで
※ 受付・開場は13時から
(2)会場 いつきのみや歴史体験館 体験室(三重県多気郡明和町斎宮3046番地25)
近鉄「斎宮」駅下車、史跡公園口から徒歩約1分
※ 斎宮歴史博物館が会場ではありませんので、ご注意ください。
(3)内容 「平安貴族のおでかけ事情」
平安貴族といえば、あまり外出をしないというイメージがあるかもしれません
が、彼らもおでかけを楽しんでいました。当時の人気スポットや、おでかけの
目的、服装など、1,000年前の「おでかけ」に迫ります。
会場では、貴族女性の旅姿である「壺装束(つぼしょうぞく)」を展示します。
(4)講師 笹田 遥子(ささだ ようこ) (学芸普及課 主任)
(5)定員 40名(先着順)
(6)参加費 無料
2 参加方法
事前申込不要・当日13時から会場にて受付(先着40名)
3 問い合わせ先
斎宮歴史博物館 さいくうミュージアム講座係
〒515-0325 三重県多気郡明和町竹川503
電話 0596-52-3800(代表)
4 主催
斎宮歴史博物館
5 協力
明和町、一般社団法人明和観光商社
6 その他
内容の変更やイベントを中止する場合があります。その際には、斎宮歴史博物館ホームページで
お知らせします。
【今後の予定】
第2回:7月19日(土)
「今改めて学ぶ!斎王エピソード-後朱雀朝(ごすざくちょう)・良子(ながこ)内親王-」
松田 茜(学芸普及課)
第3回:8月23日(土)「斎王のくらしを探る」
天野 秀昭(学芸普及課)
第4回:9月13日(土)「なぜ「須恵器」を「スエキ」と呼ぶのか」
角正 芳浩(調査研究課)
第5回:10月18日(土)「闇に潜む不可思議な者たち」
船越 重伸(学芸普及課)
第6回:11月29日(土)「伊勢の廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)」
大川 勝宏(調査研究課)
第7回:令和8年1月24日(土)「王朝装束 are-colle」
岸田 早苗(学芸普及課)
第8回:2月21日(土)「石に魅せられた いにしえびと」
山中 由紀子(調査研究課)
第9回:3月14日(土)「旅人が目にしてきた斎宮跡」
伊藤 文彦(調査研究課)
※ 第2回以降の会場はいずれも斎宮歴史博物館 講堂(定員 120名)