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令和06年10月18日

令和6年度速報展示「さまざまな土器を副葬した平安時代のお墓)」を開催します

 斎宮歴史博物館では、令和5年度に斎宮跡で発見した平安時代のお墓にまつわる展示を行います。
 このお墓には、焼き方の違いで、色や質感の異なる7個の土器が副葬されていました。このお墓にはどのような人が葬られていたのでしょうか。展示では、このお墓が持つ歴史的意義を考えます。

1 開催日時
 令和6年10月22日(火)から令和7年4月20日(日)まで
 休館日 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は開館し、翌平日を休館日とします)

2 会  場
 斎宮歴史博物館 常設展示室Ⅱ 速報展示コーナー(三重県多気郡明和町竹川503)

3 開館時間
 9時30分から17時まで(ただし入館は16時30分まで)

4 内  容
 古代の斎宮は、墓を穢(けが)れとみなしてタブー視していました。10世紀に成立した法令集『延喜斎宮式(えんぎさいくうしき)』の中にも、「墓」という言葉を「壌(つちくれ)」と言い換えよ、という禁則があったほどです。
 令和5年度の春に史跡の北西部で実施した第204―1次調査では、平安時代中頃(10世紀)の(※)土壙墓(どこうぼ)が見つかりました。そして、興味深いことに、このお墓に副葬されていたのは7個の土器で、当時の国産の焼き物すべての種類を含んでいました。このお墓にはどのような人が葬られていたのでしょうか。今回の展示ではこのお墓が持つ歴史的意義を考えます。
 (※)土壙墓・・・地面に掘った穴に遺体を納めた遺構。棺(ひつぎ)などを用いるものと直接遺体 
          を埋葬するものがある。
 展示資料:第204―1調査出土の土壙墓副葬品
  土師器(はじき)杯(つき)・土師器皿・黒色(こくしょく)土器椀・須恵器(すえき)椀・
  須恵器杯・灰釉陶器(かいゆうとうき)椀・緑釉陶器(りょくゆうとうき)椀

5 観覧料金
  観覧には常設展の観覧料が必要です。
 【個人】一般340円、大学生230円、高校生以下無料
 【団体(20名以上)】一般270円、大学生180円、高校生以下無料

6 問合せ先
  斎宮歴史博物館
  電話:0596-52-3800(代表) FAX:0596-52-3724

7 主  催
  斎宮歴史博物館

8 特記事項
三重県政記者クラブ、第二県政記者クラブ、松阪記者クラブ及び伊勢記者会に資料提供しています。

斎宮跡第204ー1次調査で発見した土壙墓(10世紀) 北から

土壙墓の副葬品として出土したさまざまな土器

地図情報

本ページに関する問い合わせ先

三重県 斎宮歴史博物館 調査研究課 〒515-0325 
多気郡明和町竹川503
電話番号:0596-52-7027 
ファクス番号:0596-52-3724 
メールアドレス:saiku@pref.mie.lg.jp 

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