三重県総合博物館(MieMu)では、三重県戦後80年事業として三重の実物図鑑特集展示「戦争と三重」を開催します。
第二次世界大戦下の日本では、戦場には多くの兵士が向かい、国にはその家族が残されました。戦時下における兵士と「銃後」と呼ばれた国民生活に関する館蔵資料約30件を展示し、兵士や当時の人々のくらしがどのようなものであったかを振り返ります。
この機会に、展示品を通して、戦争の悲惨さや平和の尊さについて考えるきっかけにしていただけましたら幸いです。
1期間:令和7年7月19日(土曜日)から8月24日(日曜日)までの開館時間中
2場所:三重県総合博物館3階 三重の実物図鑑人文コーナー(津市一身田上津部田3060)
※どなたでも無料でご覧いただけます。
3主な展示品
(1)兵士に関するもの
出征兵士の赤たすき・のぼり、軍隊手牒、旧日本軍ラッパ、飯盒(はんごう)、水筒、銃痕のある鉄かぶと、千人針 など
(2)国に残された家族、いわゆる銃後に関するもの
大日本国防婦人会たすき、愛国婦人会徽章(きしょう)、防空頭巾、国民服、紙製ランドセル、衣料切符、戦中に出版された書籍 など