令和3年5月30日から6月5日を「三重県ごみ不法投棄監視ウィーク」として設定し、6月の環境月間も通じて監視活動をよりいっそう強化し、不法投棄等の未然防止・早期是正に努めてまいります。
1 三重県ごみ不法投棄監視ウィークについて
環境省において、平成19年度より、毎年5月30日(ごみゼロの日)から6月5日(環境の日)を「全国ごみ不法投棄監視ウィーク」として設定し、不法投棄等を発生させない環境づくりを強化していくための取組として、国、都道府県、市町村、住民等が連携し、監視活動や啓発活動を一斉に実施していました。
全国一律のウィークの設定は令和元年度をもって終了となりましたが、三重県として引き続き独自に取組を進めていくこととし、不法投棄等を認めない気運を高めていくため、様々な活動をおこないます。
2 活動予定の内容
(1)隣県との合同路上監視
不法投棄は、県をまたいで実行される例も多いことから、隣接自治体と連携し、県境付近を通過する廃棄物運搬車両に対して、抜き打ちで路上監視をおこないます。
(2)スカイパトロール
全容が把握しにくい不法投棄現場等を三重県警と合同で、県警ヘリを活用して上空から監視します。
(3)啓発活動
FM三重や道路掲示板等の広報媒体を活用し、不法投棄等が発見された場合に通報をする「ダイヤル110番」の案内をおこなう等、啓発活動をおこないます。
(4)集中パトロール
不法投棄の大半が建設系廃棄物であることから、建築物の解体工事現場等のパトロールを集中的に行い、適切な行政指導等をおこないます。
※ウィークに先立ち、県庁前で出発式の実施、ショッピングセンターでの啓発物品の配布等も予定していましたが、新型コロナウイルス感染症の感染リスク等を勘案し、令和3年度については中止することとしました。
(参考)「環境月間」について
事業者及び国民の間に広く環境の保全についての関心と理解を深めるとともに、積極的に環境の保全に関する活動を行う意欲を高める趣旨で、6月5日は「環境の日」として定められています。
平成3年度以降は、6月の1ヶ月を「環境月間」として、全国で様々な行事が行われています。