期限切れや期限間近で廃棄されることによる食品ロスの発生を削減するため、県内の食品関連事業者と連携して、食品ロス削減を呼びかける啓発を行います。
1 実施内容
食品ロス削減の啓発資材として作成した、「すぐ食べるなら、期限の近い食品から順番に購入する」ことを呼びかけるレールポップ(※1)及びポスターを店内の食品陳列棚等に掲示していただき、啓発活動を行うことにより、消費者の行動変容を促し、期限切れや期限間近が原因により発生する食品ロスの削減につなげます。
※1レールポップとは
小売店などの商品陳列棚に設置したレールに差し込んで使用する店頭広告の一種です。細長い形状で、プライスカードや商品の販促ツールとして使われています。
なお、今年度のレールポップ及びポスターのデザインは、皇學館大学教育学部家庭科教育ゼミの学生の皆様に作成していただきました。
2 実施期間
令和6年10月1日(火)から令和7年3月31日(月)まで
(10月の食品ロス削減月間、3R推進月間を含む6か月間)
※店舗により実施期間が異なる場合があります。
3 参加企業・事業所(五十音順)
スーパーマーケット
イオンリテール株式会社 東海カンパニー
(三重県 イオン・イオンスタイル店舗) 17店
株式会社大光 アミカ事業本部
(業務用食品スーパーアミカ) 2店
株式会社ぎゅーとら 28店
株式会社主婦の店 7店
株式会社とよはた(生鮮市場ベリー) 3店
株式会社マルヤス(マルヤス、BASIC) 12店
スーパーサンシ株式会社 13店
マックスバリュ東海株式会社 48店
コンビニエンスストア
株式会社セブン-イレブン・ジャパン 177店
株式会社ファミリーマート 393店
株式会社ローソン 136店
サービスエリア、パーキングエリア
中日本エクシス株会社 40店
三重県下JA直売所
JAみえなか あぐりネット
三重県内道の駅
道の駅 あやま
道の駅 奥伊勢木つつ木館
道の駅 紀伊長島マンボウ
道の駅 関宿
道の駅 津かわげ
道の駅 海山
計883店
※参加店舗数はプレスリリース発表時点での数です。
4 取組の背景
農林水産省と環境省が行った調査によると、日本では令和4年度に年間472万トン(推計)の食品ロスが発生しており、そのうち、食品関連事業者から発生する事業系食品ロスが236万トン(推計)、家庭から発生する家庭系食品ロスが236万トン(推計)となります。
また、三重県内においても、令和5年度の調査の結果、年間7.9万トン(推計)の食品ロスが発生しており、その削減のために、消費者、事業者、行政等、様々な主体が連携して削減に向けて取り組んでいるところです。
食品ロスの発生原因のひとつとして、消費者が食品を購入する際に、期限の長い方から選んで購入してしまうことが挙げられます。その結果、期限の近い食品が売れ残り、廃棄されてしまいます。
このような背景から、本県では、令和3年度から県内の食品関連事業者と連携して啓発活動を行っています。
なお、今年度のレールポップ及びポスターのデザインは、皇學館大学教育学部家庭科教育ゼミの学生の皆様に作成していただきました。