三重県ではプラスチック対策の一環として、令和元年度から令和2年度にかけて、四日市市内を流れる海蔵川に流入するプラスチック類について調査しました。その結果、河川に流入するプラスチック類はペットボトル、レジ袋、食品包装が多く、生活系プラスチック類が約7割を占めていました。
これら生活系の散乱ごみの海洋への流出防止に向けた取組として、ごみ拾いSNS「ピリカ」を使って身近な環境美化活動の成果を専用ウェブページで見える化する「楽しくひろって三重をきれいに!三重の環境美化プロジェクト」を開始します。プロジェクトを通じて、「ありがとう」で活動をつなげ、その輪を広げていきます。
環境美化活動をスマートフォンアプリで投稿いただくだけでプロジェクトに参加できますので、これから活動を始める方も、既に活動を実施されている方も、是非ご参加ください。
また、県内の主要道路において、デジタル技術を活用し、散乱ごみの分布状況調査を行っており、秋頃には、その結果も見える化ページで掲載する予定です。
1 名称
楽しくひろって三重をきれいに!三重の環境美化プロジェクト
2 プロジェクトの概要
(1)環境美化活動の実施
環境美化活動を実施していただき、その結果をごみ拾いSNS「ピリカ」(※無料のスマートフォンアプリのダウンロードが必要)を使って投稿してください。投稿内容に「ありがとう」を送り合うことで活動がつながり、その輪が広がっていきます。
(2)見える化ページの開設
投稿いただいた内容をもとに、「活動場所」、「参加人数」、「拾ったごみの数」をマップに反映します。参加いただいた事業者や団体名も掲載します。
(3)散乱ごみの分布状況調査
ピリカが開発・提供するごみ分布調査サービス「タカノメ」自動車版を活用し、県内の主要道路において、車両に取り付けたスマートフォンから路上の散乱ごみを撮影し、散乱ごみの分布状況の調査及び分析を行います。調査結果は見える化ページで掲載する予定です。
(4)その他
ごみ拾いSNS「ピリカ」を通じて、オンラインイベントを開催する予定です。
3 対象
県内で活動する県民・事業者・団体等
4 参考URL
【見える化ページ】https://mie.pref.pirika.org/
【ごみ拾いSNS「ピリカ」】https://corp.pirika.org/sns-pirika/