本年7月、静岡県熱海市で発生した土石流災害を受け、関係部局(環境生活部、農林水産部、県土整備部)が所管する個別法令に基づく許認可を受けた県内の盛土について、緊急点検(46箇所)を実施したところ、現時点において、ただちに崩落の危険のある箇所はありませんでした。
なお、盛土による災害防止のため、国から総点検を実施するよう依頼がなされていますが、今回の点検はこれに先立ち、県の関係法令による許認可分で緊急性を要するものについて実施したものです。
1.関係法令及び点検箇所数
[環境生活部]
・三重県土砂等の埋立て等の規制に関する条例
・埋立て等の許可を受けた全ての埋立場所 24箇所
[農林水産部]
・森林法
・林地開発許可を受けた箇所のうち、点検が必要と思われる6箇所
[県土整備部]
・三重県砂防指定地等管理条例、地すべり等防止法、急傾斜地の崩壊による
災害の防止に関する法律、採石法、砂利採取法、三重県土採取規制条例
・許認可を受けた箇所のうち、点検が必要と思われる16箇所
2.点検方法
図面等の許認可申請資料等による確認または現地での目視確認