三重県では、より快適な生活環境と健全な水環境の維持のため、生活排水処理アクションプログラム(三重県生活排水処理施設整備計画)(以下、「整備計画」という。)を策定し、生活排水処理施設の整備を計画的かつ効率的に推進させることで生活排水処理施設の整備率向上に取り組んできました。
今回、現行整備計画が目標年度(平成27年度)を迎えましたが、本県では引き続き生活排水処理施設の整備促進が重要であるため、人口減少や厳しい財政事情といった社会・経済情勢の変化を踏まえ、次期整備計画となる生活排水処理アクションプログラム(平成28年度版)を策定しました。
1 目標年度と計画期間
中期目標年度:平成37年度末(10年間)
長期目標年度:平成47年度末(20年間)
2 計画の概要
生活排水処理施設の整備並びに増大する施設ストックの持続的かつ効率的な運営管理について、県と市町が協力して計画的かつ効率的に実施し、次の目標達成をめざします。
生活排水処理施設整備率:平成37年度末(中期目標年度)92.3%
平成47年度末(長期目標年度)97.6%
3 計画の構成
①計画策定の趣旨
②計画の位置づけ
③計画の期間と目標年度
④生活排水処理施設の整備手法
⑤生活排水処理施設整備の指標
⑥生活排水処理施設の整備状況
⑦計画策定の手順
⑧集計結果と整備目標について
⑨投資予定額の推計
⑩河川及び海域の水質
⑪計画の推進施策
4 今後の予定
本整備計画に基づき、市町や県関係各部が連携のもと、未整備人口の解消に向け、生活排水処理施設の整備を計画的かつ効率的に推進していきます。