1 要旨
三重県環境学習情報センターにおいて、県の指定管理者である「アクティオ株式会社」の職員が、オンライン講座「羊歯・歯朶・シダを楽しもう」の受講者にメールを送信する際、本来BCC(ブラインドカーボンコピー)で送信するところ、誤ってCC(カーボンコピー)で送信してしまい、受講者のメールアドレス57件が流出していたことが判明しました。
受講者の皆様にご迷惑をおかけしたことを深くお詫びするとともに、今後、こうした情報の取扱いには改めて注意するよう、指定管理者を指導し、再発防止を徹底してまいります。
2 内容
(1)経緯
令和5年11月1日(水)に三重県環境学習情報センター(指定管理者:アクティオ株式会社)がオンライン講座「羊歯・歯朶・シダを楽しもう」の受講者57名に講座に関するメールを送信するにあたり、BCCで送信するところを誤ってCCで送信してしまいました。
同日に県に対して受講者からメールアドレスの流出に関する指摘があり、県担当者から、指定管理者に対して、事実関係の確認を行うとともに、全受講者に対し、お詫びとメールの削除依頼を行うように指示しました。
その後、指定管理者から、全受講者に対し、お詫びと削除依頼のメールを送信するとともに、電話により、再度、お詫びとメール削除を依頼しているところです。
(2)原因
指定管理者職員は、メール送信の際、送信先のメールアドレスをBCCへ入れること及び複数人で確認を行ったうえで送信することを認識していたものの、不注意により誤ってCCに入れ、複数人による確認を行わず、そのまま送信してしまいました。
(3)今後の対応方針
三重県環境学習情報センター(指定管理者:アクティオ株式会社)に対し、メール送信の際には必ず複数で宛先欄を確認するとともに、メール送信の際、宛先欄確認の旨の注意書きの掲示を行うなどの対応を指示します。併せてメール送信だけでなく、他の個人情報の管理についても徹底するよう指導します。