県は、「犯罪のない安全で安心な三重のまちづくり条例」の規定により、犯罪のない安全で安心なまちづくりに関する総合的な施策を策定・実施する責務を有していること、また、第10次三重県交通安全計画に基づく諸施策の推進により、交通事故のない安全・安心な社会の実現を図っていくことなどから、平成28年中を目途に、「犯罪から県民を守るアクションプログラム(仮称)」を策定することとしています。
今回、その策定にあたり、治安等に関する県民の意識を調査、把握するため、平成28年1月から2月にかけて実施した県民意識調査の集計結果がまとまりましたので、お知らせします。
1 調査の概要
(1)調査期間
平成28年1月~2月
(2)調査対象
県内在住の満20歳以上の男女3,000人
(3)調査項目
・治安について
・地域での防犯について
・犯罪に対する意識について
・交通安全について
・テロについて
・インターネット犯罪について
・違法薬物・危険ドラッグ等について
(4)回収結果
有効回収数1,530通(有効回答率51.0%)
(5)抽出方法
県内全市町の選挙人名簿登録者から等間隔無作為抽出
(6)調査方法
郵送配布、郵送回収、督促状はがき1回配布
2 結果の概要
回答結果からは、「子どもや女性等の社会的弱者に対する犯罪の増加」「伊勢志摩サミット開催にともなう県内でのテロの発生」「通常利用するインターネット上でのトラブル」等に不安や脅威を感じる県民の皆さんが多いことなどが分かりました。
詳細は、別添の調査結果報告書をご参照ください。
3 その他
今回の調査結果を参考に、「犯罪から県民を守るアクションプログラム(仮称)」の策定に向けて検討を進めていきます。