三重とこわか国体・三重とこわか大会新型コロナウイルス感染防止対策基本方針(以下、「基本方針」という。)の開催可否検討スケジュールによる、6月末時点における検討状況をお知らせします。
1 6月末時点での両大会開催を取り巻く状況
・1県に緊急事態宣言が発出中(7月11日まで)
・10都道府県がまん延防止等重点措置の適用区域(7月11日まで)
・三重県は全ての宣言等が解除
・6月16日以降、三重県の病床占有率は20%を下回っている状況
・6月29日改訂の新型コロナウイルス感染症拡大防止に向けた「三重県指針」ver.12では、スポーツイベントについて、収容定員の50%以内を上限としている
2 予選会の実施状況
国体の都道府県予選会については、6月9日に公益財団法人日本スポーツ協会が実施状況を調査した結果、回答のあった1961の予選会のうち、93%以上の予選会が実施済または実施予定となっています。また、ブロック予選についても一部が中止となっているものの、予定どおり選手の代替選考が行われています。
3 検討状況
三重県に適用されていた、まん延防止等重点措置は6月20日に解除されており、病床占有率についても20%を下回る状況で減少傾向にあることなどから、県内の感染状況は比較的落ち着いている状況といえます。他都道府県では緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が適用されている地域があるものの、いずれも期間が7月11日までとなっています。
また、三重県指針によるスポーツイベントの開催基準では、7月1日から人数上限について一定の緩和がされております。
国体の予選会の実施状況は、前述2のとおり、大半の予選会が開催されており、中止となった予選会でも代替選考が行われる予定であることから、選手選考に影響は生じておりません。
これらのことから、現時点で両大会の開催可否に影響はないものと判断しております。
4 今後の対応
引き続き、県内外の感染状況を注視し、基本方針の「開催可否検討のための基本的な考え方」の検討スケジュールに基づき検討を行い、その状況を皆さまにお知らせする予定です。