三重とこわか国体・三重とこわか大会の開催可否について、都道府県予選の開催状況などをふまえ、5月末時点における検討状況をお知らせします。
1 5月末時点での両大会開催を取り巻く状況
・10都道府県で緊急事態宣言が発出中(6月20日まで)
・三重県を含む8県がまん延防止等重点措置の適用区域(6月20日まで(一部地域は6月13日まで))
・新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針等に基づき、観客数などの制限付きではあるが、感染防止対策を講じたうえで、全国的にスポーツイベントは開催されている
・5月28日改訂の新型コロナウイルス感染症拡大防止に向けた「三重県指針」ver.11では、スポーツイベントについて、収容定員の50%以内を上限としている
・全国高校総体(インターハイ)は無観客での実施を原則としている
・東京オリンピック・パラリンピックの観客上限は6月に決定される見込み
2 検討状況
国体の都道府県予選・ブロック予選については、緊急事態宣言の対象区域において、都道府県予選の一部競技が延期、一部のブロック予選が中止となっているものの、中止となったブロック予選では予定どおり選手の代替選考が行われています。なお、緊急事態宣言の対象でない地域では概ね予定通り開催されており、今後も開催される見込みです。また、全国障害者スポーツ大会の予選会については、多くのブロック大会や、都道府県政令市予選が中止になっていますが、予選が中止となった場合であっても、抽選等で選手を選考することとなっています。これらのことから、現時点において開催可否に影響はないものと判断しております。
なお、他都道府県における緊急事態宣言の発出や、本県へのまん延防止等重点措置の適用など、両大会を取り巻く厳しい状況を認識したうえで、感染防止対策に遺漏がないか確認し、必要な対策をとったうえで、開催準備を進めてまいります。
3 今後の対応
今後も両大会の「三重県新型コロナウイルス感染防止対策基本方針」の「開催可否検討のための基本的な考え方」の検討スケジュールに基づき検討を行い、その状況を皆さまにお知らせする予定です。