三重とこわか国体・三重とこわか大会の運営を支えていただく運営ボランティアを対象とした研修をYouTube等の視聴により令和3年1月29日(金)から開始します。
1 研修の目的
両大会での活躍とボランティアの活動を意義深く楽しいものにしていただくため、両大会の円滑な運営のための知識はもちろんのこと、特定非営利活動法人日本スポーツボランティアネットワークと連携することでスポーツボランティアについての基礎や楽しみ方を知っていただきます。
それにより、両大会でのボランティアの経験が心に残り、両大会後も継続してボランティア活動に参加していただくことが期待され、地域づくり、人づくりにつなげます。
2 研修の特徴
(1)継続したボランティア活動
日本スポーツボランティアネットワークからご提供いただいた、スポーツボランティア研修会のテキストや映像を運営ボランティア研修に盛り込み、スポーツボランティアとしての基礎を学んでいただくことで、両大会での活躍につなげます。
そのうえで、同団体が運営するボランティアの協力を得たい団体と活動したい人をつなぐポータルサイト「スポボラ.net」を介して、両大会後においても活動の継続が期待できます。
(2)スポーツボランティアとしてのステップアップ
運営ボランティア研修を受講し希望される方には、無償で日本スポーツボランティアネットワークが発行するスポーツボランティア研修会の修了証を交付します。
そのうえで、さらにステップアップしたい方には、日本スポーツボランティアネットワークのリーダー、上級リーダー、コーディネーターの研修を受講することにより、それらの上位ライセンスの取得も可能です。
3 実施方法
新型コロナウイルスの蔓延状況を鑑み、個々にYouTubeで研修動画を視聴する研修を基本とします。YouTubeを閲覧できない方には、DVDの貸出や三重県庁の庁舎等への集合研修により、研修動画を視聴していただきます。
4 実施期間
令和3年1月29日(金)から、運営ボランティアの皆さまに、研修テキストやYouTube視聴用のQRコード、貸し出し用のDVDなどの資料を順次発送します。
5 研修の内容
(1)三重とこわか国体・三重とこわか大会の概要
(2)運営ボランティアの活動内容
(3)活動にあたっての心構えや新型コロナウイルス感染防止対策
(4)スポーツボランティアに関する研修
※「(4)スポーツボランティアに関する研修」は、日本スポーツボランティアネットワークと連携し実施する項目で、スポーツボランティアの基礎的な知識や楽しみ方を学んでいただく内容になります。
6 その他
(1)特定非営利活動法人日本スポーツボランティアネットワーク
スポーツボランティア文化の醸成を図り、一人ひとりの豊かなスポーツライフの形成をめざして、全国のスポーツボランティア団体のネットワーク化に取り組んでいます。
①所在地 〒107–0052 東京都港区赤坂1–2–2 日本財団ビル 3F
②設立 2012年4月17日
③理事長 渡邉 一利(笹川スポーツ財団理事長)
④主な事業
・コーディネート事業(ボランティアの紹介および受け入れ体制の助言)
・スポーツボランティア養成事業(養成プログラムのライセンス制度)
・スポーツボランティア周知・啓発事業(活動報告および意見交換会)
⑤スポーツボランティア研修会 修了証発行者数 19,350名(R3.1.13時点)
⑥ラグビーワールドカップ2019との連携
ラグビーワールドカップ2019組織委員会、公益財団法人笹川スポーツ財団と3者による「ラグビーワールドカップ2019大会に向けたスポーツボランティア普及・養成に関する協定」を締結し、研修会のプログラム提供や講師派遣などを行いました。
⑦公益財団法人日本スポーツ協会との連携
公益財団法人日本スポーツ協会と公益財団法人笹川スポーツ財団と特定非営利活動法人日本スポーツボランティアネットワークは、3者が有するそれぞれの資源を活用し、スポーツボランティア活動に参加する人と場の拡充を図り、スポーツボランティア文化の醸成を目的として、「スポーツボランティア活動の推進に関する協定」を締結しています。
(2)公益財団法人笹川スポーツ財団
スポーツ分野専門のシンクタンクとして、国、自治体のスポーツ政策に対する提言策定や、スポーツ振興に関する研究調査、データの収集・分析・発信を行っています。「誰でも・どこでも・いつでも」スポーツに親しみ、スポーツを通じてより良い生活環境が形成され、誰もが幸福を感じられる社会づくり「Sport for Everyone社会」の実現を使命として活動しています。