三重とこわか大会(第21回全国障害者スポーツ大会)の入賞者に授与する入賞メダルのデザインが決定しました。
1 デザインの説明 ※関連資料にメダルのイメージ、写真を掲載しています。
(1)メダル本体
手裏剣をモチーフとしたメダルは、その一部を抜き落とすことで、より手裏剣を感じられるものになっており、見て、触れて、驚きや楽しさを味わっていただけます。手裏剣は、忍者の道具(忍具)であり、忍者は三重県を代表する観光資源のひとつです。
周囲を県の花であるハナショウブや青海波で表現される三重の海で囲み、中心に真珠をあしらうことで、三重県の豊かな自然や優美さを表現しています。
なお、全国障害者スポーツ大会でメダルの一部を抜き落としたデザインは初めてとなります。
(2)首かけ紐
安田組(あんだぐみ)という伝統的な製法で織られた伊賀組紐の首かけ紐です。地色には、三重県県章の色である青みどりと三重とこわか大会のロゴデザインに使われているみえ癒しグリーンを使用しています。
三重県県章、ハナショウブ(県の花)、神宮スギ(県の木)、伊勢えび(県のさかな)、忍者をデザインしており、首かけ紐からも三重県を感じていただけます。
(3)外箱
マットで滑らかな光沢により、真珠の輝きを表現しています。
2 入賞メダルの交付対象等
(1)交付対象
三重とこわか大会における1位から3位までの入賞者
(2)製作個数
金メダル:1,553セット、銀メダル:1,175セット、銅メダル:1,141セット
(3)完成時期
令和3年3月末を予定
3 補足
金メダルは使用済み携帯電話やパソコン等からリサイクルした「金」を使用して製作することとしており、全国障害者スポーツ大会では初めての取組となります。昨年12月から5,000台を目標に携帯電話等の回収を進め、11月30日に終了しましたところ、10月末時点で回収実績は6,131台と、県民の皆さんのご協力により、当初の目標を上回りました。