三重県では、三重とこわか国体・三重とこわか大会のポスターデザインについて募集した結果、最優秀賞作品1点と優秀賞作品3点を選定し、最優秀賞作品を基にポスターを制作しました。
これまでの開催県では、国民体育大会と全国障害者スポーツ大会のポスターを、それぞれ制作してきましたが、本県は全国で初めて両大会を一体的に周知するため、1つのポスターに統一して制作しました。
1 入賞者
(1)最優秀賞 由井 活道(よしい かつみち)さん (45歳 津市在住)
【選定理由】
熊野古道、伊勢神宮、棚田や特産の南紀みかん畑、美しい海原など、三重の名所とそこにいたるすべての人々を描き、「活力に満ちた元気な三重」を表現しています。自然が豊かな三重県らしさがよく表現されており、三重県に行ってみたいと思わせるデザインである点が特に優れているということと、小さい子どもから大人まで幅広く興味を持ちそうなデザインである等の理由で最優秀賞に選定しました。
(2)優秀賞 大台町立日進保育園 ぞうぐみ さん
【選定理由】
今年4月に行われたとこわかダンスコンテストに出場した子どもたちが、「子ども・大人・お姉さん・お兄さん・お年寄りの人・体の不自由な人・色々な人がコンテストの時みたいに楽しんで出来たらいいね!」と話し合いながら作成しました。目に入りやすく、子どもたちが参加しているという力を与えられるデザインである等の理由で優秀賞に選定しました。
(3)優秀賞 障碍者ITカレッジ四日市
職業指導員 盆野 篤(ぼんの あつし)さん(48歳 津市在住)
【選定理由】
「土地・人・スポーツ・選手・応援する人など全てを結びつける輪」を水引のイメージで配置しています。両大会を三重から贈る、そして成功に導き未来に繋げるという意味も込められています。よく考えられたコンセプトで、水引の線がトラックに見立てられている点が面白い等の理由で優秀賞に選定しました。
(4)優秀賞 障碍者ITカレッジ四日市
訓練生 村田 朋子(むらた ともこ)さん(42歳 四日市市在住)
【選定理由】
青い空と白い雲、緑の若葉により明るい明日を表現しています。雲の白と空の青さが爽やかであり、両大会のイメージに相応しい等の理由で優秀賞に選定しました。
2 公募結果
(1)募集作品
三重とこわか国体・三重とこわか大会ポスターデザイン(両大会合わせて1枚のデザイン)
(2)募集期間
平成31年3月19日から令和元年7月31日まで
(3)応募資格
三重県内に在住・在学・在勤の方、又は在勤・在学・在勤経験のある方(個人・グループ又は法人、 プロ・アマ不問)
(4)応募件数
259件
【参考】
過去5年間にポスターデザインを公募した県の中では最も多く、過去10年間で見ても冬季国体と合わせて公募した岐阜県の312件に次ぎ、2番目の応募数となりました。
(5)年齢構成
5歳から74歳まで
(6)選定方法
8月22日 三重とこわか国体・三重とこわか大会実行委員会広報・県民運動専門委員会
ポスター選定部会の一次審査により7作品を選定
9月20日 三重とこわか国体・三重とこわか大会実行委員会広報・県民運動専門委員会
の二次審査により最優秀賞作品1点、優秀賞作品3点を選定
3 表彰式
日時 令和元年11月21日(木) 11時45分から15分程度
場所 プレゼンテーションルーム
授与者 三重とこわか国体・三重とこわか大会実行委員会 会長 鈴木 英敬
賞及び賞金等
最優秀賞 賞状、賞金10万円、副賞「とこまる」ぬいぐるみ(大)
優秀賞 賞状、賞金3万円、副賞「とこまる」ぬいぐるみ(小)
4 今後の予定
最優秀作品を基に製作したポスターを、県内の保育園、幼稚園、小中高校、大学、市町、関係機関、関係団体はもちろんのこと、銀行やスーパーマーケット、病院など、県民の皆さんがよく利用されるところに掲示の協力をお願いすることにより、県内全域が盛り上がるようにしていきます。