夏山シーズンを迎え、三重県山岳遭難防止対策連絡協議会では、遭難事故を未然に防止できるよう山の日を含めた連休初日に、下記のとおり登山者へ安全登山の啓発を行います。
なお、三重県では「三重県山岳遭難防止対策連絡協議会」を組織し、関係機関と連携して県内の山岳における遭難等の事故を未然に防止し、山岳の利用者が安全で快適な登山・ハイキング等の活動ができるようにするため、普及啓発等を行っています。今回の啓発活動は、本協議会の普及啓発活動の一環として実施するものです。
※ 1実施日程と2実施場所の大杉谷の実施時間が変更になりました。
1 実施日程
令和6年8月10日(土)※少雨決行、強雨中止
登山口での啓発活動 午前6時から8時まで(大杉谷:午前7時30分から10時まで)
登山道巡視 午前8時30分から11時30分まで ※一部で実施
2 実施場所
・竜ヶ岳 宇賀渓谷駐車場(いなべ市大安町石榑南)
・御在所岳 中道登山口(菰野町大字菰野)
・御在所岳・鎌ヶ岳 武平峠登山口(菰野町大字菰野)
・大杉谷 登山センター前(大台町大杉)※7時30分から10時まで実施
3 実施内容
・安全登山及び登山届提出の呼びかけ(オンラインでの登山届提出の案内含む)
・遭難情報、登山道情報、クマに関する注意喚起等の掲出やチラシ配付
・登山道の巡視 ※一部で実施
4 主催
三重県山岳遭難防止対策連絡協議会
(構成団体:三重県、三重県警察、一般社団法人 三重県山岳・スポーツクライミング連盟、
いなべ市、菰野町、四日市市、鈴鹿市、亀山市、津市、松阪市、大台町、尾鷲市)
5 参考
県内の遭難状況
・令和6年1月1日から7月28日までの遭難件数30件、34名(前年同期比+6件、+8名)
・令和5年遭難件数57件、遭難者数69人(死者7人、行方不明者0人を含む)
・令和4年遭難件数72件、遭難者数86人(死者12人※統計史上最多、行方不明者1人を含む)
・近年の主な遭難原因は「道迷い」、「滑落」、「疲労」です。
※件数は1月から12月までの暦年です。