三重県営総合競技場等の指定管理候補者を選定しました

　三重県地域連携・交通部スポーツ推進局が所管する県営スポーツ施設について、指定管理者制度を活用するにあたり、下記のとおり指定管理候補者を選定したので、その結果を公表します。
　なお、指定管理者の指定については、令和５年第２回三重県議会定例会11月定例月会議の議決を経た後に行うことになります。

１　対象施設
（１）三重県営鈴鹿スポーツガーデン（愛称：三重交通Ｇ スポーツの杜 鈴鹿）
　　　　三重県鈴鹿市御薗町1669番地
（２）三重県営総合競技場（愛称：三重交通Ｇ スポーツの杜 伊勢）
　　　　三重県伊勢市宇治館町510番地
（３）三重県営松阪野球場（愛称：ドリームオーシャンスタジアム）
　　　　三重県松阪市立野町1370番地
（４）三重県営ライフル射撃場
　　　　三重県津市中村町字国主谷

２　申請団体
（１）三重交通Ｇ スポーツの杜 鈴鹿及び三重交通Ｇ スポーツの杜 伊勢
　　　　三重県スポーツ協会グループ　　　　　　　　三重県鈴鹿市御薗町1669番地
　　　　（構成員）公益財団法人三重県スポーツ協会
　　　　　　　　　株式会社ジャパンスポーツ運営
（２）ドリームオーシャンスタジアム
　　　　公益財団法人三重県スポーツ協会　　　　　　三重県鈴鹿市御薗町1669番地
（３）三重県営ライフル射撃場　　　　　　　　　　　
　　　　三重県ライフル射撃協会　　　　　　　　　　三重県津市大門10番１号

３　選定方法
　　指定管理候補者の選定にあたり、選定過程や手続きの透明性・公正性を高めるため、有識者等で構成
　する「三重県営総合競技場等指定管理者選定委員会」（以下「選定委員会」という。）を設置し、審査
　を行いました。
（１）選定委員会構成員
　　委員長　青木　雅生　（三重大学リカレント教育センター 教授）
　　委　員　岡部　佳奈　（岡部佳奈公認会計士事務所）
　　委　員　井村　久美子（株式会社イムラアスリートアカデミー）
　　委　員　山口　貴史　（公益財団法人伊賀市文化都市協会）
　　委　員　山川　和之　（公募委員）
（２）審査の経過
　　令和５年　６月２７日　　第１回選定委員会（選定方法、審査基準及び配点の審議）
　　令和５年１０月１８日　　第２回選定委員会（ヒアリング審査）
　　令和５年１０月２６日　　第３回選定委員会（総合審査）
（３）審査基準等
　　別添「審査基準表」のとおり

４　審査結果
（１）三重交通Ｇ スポーツの杜 鈴鹿及び三重交通Ｇ スポーツの杜 伊勢（１２５０点満点）
　　申請者名　　　　　　　　　　　　　項目１　　項目２　　項目３　　項目４　　項目５　　合　計
　　　三重県スポーツ協会グループ　　　２０２　　３３２　　１９１　　　６６　　１０８　　８９９

（２）ドリームオーシャンスタジアム（１２００点満点）
　　申請者名　　　　　　　　　　　　　項目１　　項目２　　項目３　　項目４　　項目５　　合　計
　　　公益財団法人三重県スポーツ協会　２０１　　２９９　　１９１　　　７０　　１０４　　８６５

（３）三重県営ライフル射撃場（１２００点満点）
　　申請者名　　　　　　　　　　　　　項目１　　項目２　　項目３　　項目４　　項目５　　合　計
　　　三重県ライフル射撃協会　　　　　２００　　２８８　　１９２　　　６８　　１０２　　８５０

５　指定管理候補者
（１）三重交通Ｇ スポーツの杜 鈴鹿及び三重交通Ｇ スポーツの杜 伊勢
　　団体名　　三重県スポーツ協会グループ
　　代表者　　公益財団法人三重県スポーツ協会　理事長　木平　芳定
　　所在地　　三重県鈴鹿市御薗町1669番地
（２）ドリームオーシャンスタジアム
　　団体名　　公益財団法人三重県スポーツ協会
　　代表者　　理事長　木平　芳定
　　所在地　　三重県鈴鹿市御薗町1669番地
（３）三重県営ライフル射撃場
　　団体名　　三重県ライフル射撃協会
　　代表者　　会長　中村　孝夫
　　所在地　　三重県津市大門10番１号

６　選定した理由
（１）三重交通Ｇ スポーツの杜 鈴鹿及び三重交通Ｇ スポーツの杜 伊勢
　　選定委員会の意見をふまえ、
　　・現指定管理者としての実績や、施設の老朽化への対応について効果的な維持管理の考え方が示されて
　　　いるなど、安全・安心な管理運営が期待できること。
　　・多様なスポーツ教室の開催など、利用者数の増加を図る具体的な提案がなされていること。
　　など県の求める管理水準等を満たしていると認められることから、三重県スポーツ協会グループを選定
　　しました。
（２）ドリームオーシャンスタジアム
　　選定委員会の意見をふまえ、
　　・現指定管理者としての実績から、松阪市中部台運動公園管理事務所などの関係者と緊密に連携した円
　　　滑な施設運営や、芝生の管理をはじめ施設の適切な維持管理が期待できること。
　　・利用者数の増加を図るため、夏季営業時間の延長や野球以外の多様な利用方法などについて提案がな
　　　されていること。
　　など県の求める管理水準等を満たしていると認められることから、公益財団法人三重県スポーツ協会を
　　選定しました。
（３）三重県営ライフル射撃場
　　選定委員会の意見をふまえ、
　　・銃器を使用する施設特性への理解の深さや、現指定管理者としての実績から、安全・安心な管理運営
　　　が期待できること。
　　・ビームライフル体験会を定期的に実施するなど、ライフル射撃競技の普及と利用者数の増加を図る具
　　　体的な提案がなされていること。
　　など県の求める管理水準等を満たしていると認められることから、三重県ライフル射撃協会を選定しま
　　した。

７　指定の期間（予定）
　　　令和６年４月１日から令和11年３月31日までの５年間