夏山シーズンを迎え、登山者へ安全に登山をしていただくために、下記のとおり山岳遭難防止の啓発活動を行います。また、御在所岳周辺の山岳遭難事案が増えていることから、菰野町、菰野町観光協会、菰野町消防本部と合同で登山道巡視を行い、危険箇所・遭難発生箇所の確認等を行います。
三重県では「三重県山岳遭難防止対策連絡協議会」を組織し、関係機関と連携して県内の山岳における遭難等の事故を未然に防止し、山岳の利用者が安全で快適な登山・ハイキング等の活動ができるよう、普及啓発等を行っています。今回の啓発活動は、本協議会の活動の一環として実施するものです。
1 実施日程
令和4年8月11日(木・祝)午前6時から8時活動 ※強雨中止
登山口での啓発活動後(8時30分頃から)登山道の巡視を行います。
2 実施場所
・藤原岳 大貝戸登山口(いなべ市藤原町大貝戸)
・釈迦ヶ岳 朝明大駐車場(三重郡菰野町大字千草)
・御在所岳 中道登山口(三重郡菰野町大字菰野)
・御在所岳・鎌ヶ岳・雨乞岳 武平峠登山口(三重郡菰野町大字菰野)
3 実施内容
登山届の提出促進、遭難防止・感染症対策を踏まえた登山様式の掲示及びパンフレット等配付、
登山道の巡視(登山道の状態や危険箇所・遭難発生箇所の確認等、菰野町内のみ実施)
4 主催
三重県山岳遭難防止対策連絡協議会
(構成団体:三重県、三重県警察、三重県山岳・スポーツクライミング連盟、いなべ市、菰野町、
四日市市、鈴鹿市、亀山市、津市、松阪市、大台町)
5 参考
・昨年の県内遭難件数は高止まりであり、主な遭難原因は「道迷い」、「滑落」、「転倒」です。
・令和3年県内遭難件数65件(令和2年66件)※件数は1月~12月の歴年です。
・令和4年1月~7月県内遭難件数42件 ※前年比+11件
6その他
・新型コロナウイルス感染症対策として、登山口ではマスク着用やソーシャルディスタンスを確保し実施します。