東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を契機として、地方自治体が大会参加国との相互交流を通じて地域活性化などに取り組む「ホストタウン」に、三重県と鈴鹿市が英国を相手国として登録されました。
県は、東京2020パラリンピック競技大会の事前キャンプ地として、英国のパラスイミングチームを受け入れることとしており、英国を対象としたホストタウン登録を目指し、鈴鹿市と共同で申請を行っていたところ、本日、4月26日、内閣官房東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会推進本部から第十三次登録の発表があり、三重県及び鈴鹿市が英国を相手国とするホストタウンに登録されました。
記
1 ホストタウン登録について
(1)登録団体 三重県及び鈴鹿市
(2)相手国 英国
(3)登録時期 第十三次登録(平成31年4月26日)
(4)交流計画の特色
・本キャンプ地誘致を通じた英国との交流を障がい者スポーツを通じて発展させる。
・2021年に三重県で開催する「三重とこわか国体・三重とこわか大会」の成功に向け、障がい者
スポーツの機運醸成を図る。
2 三重県内のホストタウン登録の状況
(1)四日市市
相手国:カナダ
登録時期:第四次登録(平成29年7月7日)
(2)熊野市
相手国:台湾
登録時期:第九次登録(平成30年8月31日)
(3)三重県・鈴鹿市
相手国:カナダ
登録時期:第十一次登録(平成30年12月28日)
(4)三重県・津市
相手国:カナダ
登録時期:第十二次登録(平成31年2月28日)
(5)三重県・鈴鹿市(今回)
相手国:英国
登録時期:第十三次登録(平成31年4月26日)
※三重県と鈴鹿市のホストタウン登録については、第十一次登録(平成30年12月28日登録)
において、カナダを相手国とし登録されましたが、本登録では、新たに登録相手国に英国を追
加し、変更登録されました。
※今回の三重県及び鈴鹿市のホストタウン登録(英国を相手国)は、県内で5件目です。
なお、パラリンピック種目で登録されることは今回が初となります。
3 ホストタウンとは
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会開催に向け、スポーツ立国、グローバル化の推
進、地域の活性化、観光振興等に資する観点から、参加国・地域との人的・経済的・文化的な相互交流
を図る地方公共団体を「ホストタウン」として全国各地に広げる取り組みです。
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催により多くの選手や観客が来訪することを
契機に、全国の地方自治体と大会参加国・地域との人的・経済的・文化的な相互交流を図るとともに、
地域の活性化等を推進することを目的とするものです。
この目的を達成するため、自治体の住民等と、大会等に参加するために来日する選手や日本人オリン
ピアン・パラリンピアンとの交流及び事前合宿等の取組により、スポーツの振興、教育文化の向上及び
共生社会の実現を図ろうとする地方公共団体がホストタウンに登録されます。