東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を契機として、地方自治体が大会参加国との相互交流を通じて地域活性化などに取り組む「ホストタウン」に、三重県と鈴鹿市がカナダを相手国として登録されました。
県は、東京2020オリンピック競技大会の事前キャンプ地として、カナダのアーティスティックスイミングチームを受け入れることとしており、カナダを対象としたホストタウン登録を目指し、鈴鹿市と共同で申請を行っていたところ、本日12月28日、内閣官房東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会推進本部から第十一次登録の発表があり、三重県及び鈴鹿市がカナダを相手国とするホストタウンに登録されました。
記
1 ホストタウン登録について
(1)登録団体 三重県及び鈴鹿市
(2)相手国 カナダ
(3)登録時期 第十一次登録(平成30年12月28日)
(4)交流計画の特色
・伊勢志摩サミットを通じて新たに関係を持ったカナダとの交流をスポーツを通じて発展させる。
・事前キャンプの実施及び交流を通じて、東京2020オリンピック競技大会への関心を高めるととも
に、2021年に三重県で開催する「三重とこわか国体・三重とこわか大会」の成功に向け、ス
ポーツの機運醸成を図る。
2 三重県内のホストタウン登録の状況
(1)四日市市
相手国:カナダ
登録時期:第四次登録(平成29年7月7日)
(2)熊野市
相手国:台湾
登録時期:第九次登録(平成30年8月31日)
※今回の三重県及び鈴鹿市のホストタウン登録は、県内で3件目です。なお、県が登録団体となってホス
トタウンに主体的に取り組むのは、県内では初めてです。
3 ホストタウンとは
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会開催に向け、スポーツ立国、グローバル化の推
進、地域の活性化、観光振興等に資する観点から、参加国・地域との人的・経済的・文化的な相互交流
を図る地方公共団体を「ホストタウン」として全国各地に広げる取り組みです。
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催により多くの選手や観客が来訪することを
契機に、全国の地方自治体と大会参加国・地域との人的・経済的・文化的な相互交流を図るとともに、
地域の活性化等を推進することを目的とするものです。
この目的を達成するため、自治体の住民等と、大会等に参加するために来日する選手や日本人オリン
ピアン・パラリンピアンとの交流及び事前合宿等の取組により、スポーツの振興、教育文化の向上及び
共生社会の実現を図ろうとする地方公共団体がホストタウンに登録されます。
(参考)
(1)全国のホストタウン総登録件数 288件
(2)近県(愛知県、岐阜県)の登録状況
ア 岐阜県
・岐阜県・高山市・下呂市:英国、フランス、米国
・岐阜市・岐阜県:カナダ
・岐阜市・関市:コートジボワール
・岐阜市:スロバキア
・羽島市:スリランカ
・各務原市・岐阜県:英国
・郡上市:コロンビア
・八百津町:イスラエル
イ 愛知県
・名古屋市:フランス、カナダ、ウズベキスタン
・豊橋市:ドイツ、リトアニア
・半田市:中国
・豊田市:英国
・稲沢市:ギリシャ
・美浜町:シンガポール
・岡崎市:中国