今年の調査では、住宅地212地点、商業地85地点等、計317地点を選定し、令和3年7月1日現在の価格を判定しました。
1 住宅地の状況
・県全体では、対前年平均変動率がマイナス1.6%(前年マイナス1.6%)となり、29年連続の下落となり ました。
・市町別では、朝日町が前年の横ばいからマイナス0.2%の下落に転じ、南伊勢町がマイナス3.8%となり 下落率が最も大きくなりました。
・地価が上昇した地点は1地点(桑名市1地点)、横ばいとなった地点は29地点(津市9地点、四日市市8地 点、鈴鹿市5地点、桑名市3地点、菰野町2地点、名張市1地点、川越町1地点)でした。
・県全体の平均価格は、1平方メートルあたり28,200円(前年28,500円)で、最高価格地点は、津-5(大 谷町)の1平方メートルあたり99,000円でした。
2 商業地の状況
・県全体では、対前年平均変動率がマイナス1.6%(前年マイナス1.3%)となり30年連続の下落となりま した。
・市町別では、四日市市が前年の0.2%からマイナス0.7%、桑名市も前年の0.1%からマイナス0.9% と、それぞれ下落に転じました。また、南伊勢町がマイナス4.3%となり下落率が最も大きくなりまし た。
・地価が上昇した地点は1地点(桑名市1地点)、横ばいとなった地点は4地点(津市1地点、四日市市1地 点、伊勢市1地点、桑名市1地点)でした。
・県全体の平均価格は、1平方メートルあたり62,300円(前年63,000円)で、最高価格地点は、四日市 5-11(安島1丁目)の1平方メートルあたり289,000円でした。
3 全国の状況(参考)
・全国平均では、住宅地は下落率が縮小し、商業地は下落率が拡大しました。