今年の調査では、住宅地212地点、商業地85地点等、計317地点を選定し、令和2年7月1日現在の価格を判定しました。
1 住宅地の状況
・県全体では、対前年平均変動率がマイナス1.6%(前年マイナス1.5%)となり、28年連続の下落となりました。
・市町別では、朝日町が前年の0.3%の上昇から横ばいとなった。一方、南伊勢町がマイナス3.8%となり下落率が最も大きくなりました。
・地価が上昇した地点は14地点(津市3地点、四日市市6地点、桑名市4地点、川越町1地点)、横ばいとなった地点は20地点(津市6地点、四日市市4地点、桑名市1地点、鈴鹿市5地点、菰野町2地点、朝日町2地点)でした。
・県全体の平均価格は、1平方メートルあたり28,500円(前年28,800円)で、最高価格地点は、津-5(大谷町)の1平方メートルあたり99,000円でした。
2 商業地の状況
・県全体では、対前年平均変動率がマイナス1.3%(前年マイナス0.9%)となり29年連続の下落となりました。
・市町別では、四日市市が0.2%で7年連続、桑名市が0.1%で3年連続の上昇となりました。一方、南伊勢町がマイナス4.7%となり下落率が最も大きくなりました。
・地価が上昇した地点は11地点(四日市市8地点、伊勢市1地点、桑名市2地点)、横ばいとなった地点は9地点(津市2地点、四日市市5地点、桑名市2地点)でした。
・県全体の平均価格は、1平方メートルあたり63,000円(前年63,400円)で、最高価格地点は、四日市5-11(安島1丁目)の1平方メートルあたり289,000円でした。
3 全国の状況(参考)
・全国平均では、住宅地は下落幅が拡大し、商業地は平成27年以来5年ぶりに下落に転じました。