今年の調査では、住宅地212地点、商業地85地点等、計317地点を選定し、令和元年7月1日現在の価格を判定しました。
1 住宅地の状況
・県全体では、対前年平均変動率がマイナス1.5%(前年マイナス2.0%)となり27年連続の下落となりました。
・市町別では、朝日町が前年の横ばいから0.3%の上昇に転じました。一方、尾鷲市、木曽岬町と南伊勢町がマイナス3.6%となり下落率が最も大きくなりました。
・地価が上昇した地点は20地点(津市5地点、四日市市6地点、桑名市4地点、鈴鹿市2地点、朝日町2地点、川越町1地点)、横ばいとなった地点は20地点(津市7地点、四日市市4地点、桑名市1地点、鈴鹿市5地点、名張市1地点、菰野町2地点、)でした。
・県全体の平均価格は、1平方メートルあたり28,800円(前年29,100円)で、最高価格地点は、津-5(大谷町)の1平方メートルあたり98,000円でした。
2 商業地の状況
・県全体では、対前年平均変動率がマイナス0.9%(前年マイナス1.4%)となり28年連続の下落となりました。
・市町別では、四日市市が1.0%で6年連続、桑名市が0.5%で2年連続の上昇となりました。一方、南伊勢町がマイナス4.5%となり下落率が最も大きくなりました。
・地価が上昇した地点は21地点(津市3地点、四日市市13地点、伊勢市1地点、桑名市4地点)、横ばいとなった地点は9地点(津市6地点、鈴鹿市3地点)でした。
・県全体の平均価格は、1平方メートルあたり63,400円(前年63,500円)で、最高価格地点は、四日市5-11(安島1丁目)の1平方メートルあたり285,000円でした。
3 全国の状況(参考)
・全国平均では、住宅地は下落率の縮小傾向が継続しています。また、商業地は3年連続で上昇となり、上昇基調を強めています。