今年の調査では、住宅地212地点、商業地85地点等、計317地点を選定し、平成30年7月1日現在の価格を判定しました。
1 住宅地の状況
・県全体では、対前年平均変動率がマイナス2.0%(前年マイナス2.4%)となり26年連続の下落となりました。
・市町別では、尾鷲市がマイナス4.8%(市内3地点の平均変動率)となり下落率が最も大きくなりました。
・地価が上昇した地点は12地点(津市3地点、四日市市5地点、桑名市3地点、川越町1地点)、横ばいとなった地点は16地点(津市2地点、四日市市4地点、桑名市2地点、鈴鹿市5地点、菰野町1地点、朝日町2地点)でした。
・県全体の平均価格は、1平方メートルあたり29,100円(前年29,300円)で、最高価格地点は、津-5(大谷町)の1平方メートルあたり96,100円でした。
2 商業地の状況
・県全体では、対前年平均変動率がマイナス1.4%(前年マイナス2.0%)となり27年連続の下落となりました。
・市町別では、南伊勢町がマイナス5.5%(町内1地点の変動率)となり下落率が最も大きくなりました。
・地価が上昇した地点は18地点(津市2地点、四日市市12地点、伊勢市1地点、桑名市3地点)、横ばいとなった地点は6地点(津市4地点、四日市市1地点、桑名市1地点)でした。
・県全体の平均価格は、1平方メートルあたり63,500円(前年63,900円)で、最高価格地点は、四日市5-11(安島1丁目)の1平方メートルあたり277,000円でした。
3 全国の状況(参考)
・全国平均では、住宅地は下落率の縮小傾向が継続しています。また、商業地は2年連続で上昇となり、上昇基調を強めています。