今年の調査では、住宅地212地点、商業地85地点等、計317地点を選定し、平成29年7月1日現在の価格を判定しました。
1 住宅地の状況
・県全体では、対前年平均変動率がマイナス2.4%(前年マイナス2.4%)となり25年連続の下落となりました。
・市町別では、尾鷲市がマイナス5.9%(市内3地点の平均変動率)となり下落率が最も大きくなりました。
・地価が上昇した地点は11地点(津市3地点、四日市市5地点、桑名市3地点)、横ばいとなった地点は6地点(津市1地点、四日市市2地点、桑名市1地点、鈴鹿市1地点、川越町1地点)でした。
・県全体の平均価格は、1平方メートルあたり29,300円(前年30,400円)で、最高価格地点は、津-5(大谷町)の1平方メートルあたり94,000円でした。
2 商業地の状況
・県全体では、対前年平均変動率がマイナス2.0%(前年マイナス2.3%)となり26年連続の下落となりました。
・市町別では、御浜町がマイナス6.5%(町内1地点の変動率)となり下落率が最も大きくなりました。
・地価が上昇した地点は14地点(津市1地点、四日市市9地点、伊勢市1地点、桑名市3地点)、横ばいとなった地点は8地点(津市3地点、四日市市4地点、桑名市1地点)でした。
・県全体の平均価格は、1平方メートルあたり63,900円(前年62,200円)で、最高価格地点は、四日市5-11(安島1丁目)の1平方メートルあたり271,000円でした。
3 全国の状況(参考)
・全国平均では、住宅地は下落となったものの下落率の縮小傾向が継続しています。また、商業地は前年の横ばいから上昇に転じました。