今年の調査では、住宅地254地点、商業地95地点等、計375地点を選定し、平成28年7月1日現在の価格を判定しました。
1 住宅地の状況
・県全体では、対前年平均変動率がマイナス2.4%(前年マイナス2.3%)となり24年連続の下落となりました。
・市町別では、南伊勢町がマイナス5.9%(町内4地点の平均変動率)となり下落率が最も大きくなりました。
・地価が上昇した地点は12地点(津市2地点、四日市市7地点、桑名市3地点)、横ばいとなった地点は5地点(津市1地点、四日市市2地点、桑名市1地点、川越町1地点)でした。
・県全体の平均価格は、1平方メートルあたり30,400円(前年31,200円)で、最高価格地点は、津-5(大谷町)の1平方メートルあたり92,000円でした。
2 商業地の状況
・県全体では、対前年平均変動率がマイナス2.3%(前年マイナス2.1%)となり25年連続の下落となりました。
・市町別では、南伊勢町及び紀宝町がマイナス6.4%(いずれも町内1地点の変動率)となり下落率が最も大きくなりました。
・地価が上昇した地点は11地点(四日市市9地点、伊勢市1地点、桑名市1地点)、横ばいとなった地点は7地点(津市1地点、四日市市3地点、桑名市3地点)でした。
・県全体の平均価格は、1平方メートルあたり62,200円(前年62,700円)で、最高価格地点は、四日市5-11(安島1丁目)の1平方メートルあたり266,000円でした。
3 全国の状況(参考)
・全国平均では、住宅地は下落となったものの下落率の縮小傾向が継続しています。また、商業地は前年の下落から横ばいに転じました。