令和7年8月の鉱工業生産指数は、前月比2.6%の低下で3か月連続のマイナスとなり、97.1(季節調整済指数、令和2年=100)となりました。低下した業種は輸送機械工業、電気・情報通信機械工業、プラスチック製品工業などで、上昇した業種は電子部品・デバイス工業、化学工業、食料品工業などでした。
一方、鉱工業生産者製品在庫指数は、前月比1.9%の低下で3か月連続のマイナスとなり、92.3(季節調整済指数)となりました。低下した業種は食料品工業、輸送機械工業、石油・石炭製品工業などで、上昇した業種は汎用・生産用・業務用機械工業、化学工業、電気機械工業(旧分類)などでした。
また、原指数(令和2年=100)で前年同月比をみると、生産指数は6.0%の低下で2か月連続のマイナスとなり、在庫指数は5.4%の上昇で7か月連続のプラスとなりました。