令和6年12月の鉱工業生産指数は、前月比2.9%の上昇で4か月ぶりにプラスとなり、100.9(季節調整済指数、令和2年=100)となりました。上昇した業種は電子部品・デバイス工業、金属製品工業、輸送機械工業などで、低下した業種は石油・石炭製品工業、業務用機械工業、電気・情報通信機械工業などでした。
一方、鉱工業生産者製品在庫指数は、前月比0.6%の上昇で2か月連続でプラスとなり、87.8(季節調整済指数)となりました。上昇した業種は電気機械工業(旧分類)、鉄鋼・非鉄金属工業、プラスチック製品工業などで、低下した業種は汎用・生産用・業務用機械工業、輸送機械工業、金属製品工業でした。
また、原指数(令和2年=100)で前年同月比をみると、生産指数は1.1%の低下で2か月連続でマイナスとなり、在庫指数は3.4%の低下で3か月連続でマイナスとなりました。