令和6年11月の鉱工業生産指数は、前月比5.4%の低下で3か月連続でマイナスとなり、98.1(季節調整済指数、令和2年=100)となりました。低下した業種は金属製品工業、輸送機械工業、電子部品・デバイス工業などで、上昇した業種は石油・石炭製品工業、電気・情報通信機械工業、化学工業などでした。
一方、鉱工業生産者製品在庫指数は、前月比2.2%の上昇で2か月ぶりにプラスとなり、87.3(季節調整済指数)となりました。上昇した業種は汎用・生産用・業務用機械工業、食料品工業、金属製品工業などで、低下した業種は輸送機械工業、電気機械工業(旧分類)、鉄鋼・非鉄金属工業でした。
また、原指数(令和2年=100)で前年同月比をみると、生産指数は4.0%の低下で5か月ぶりにマイナスとなり、在庫指数は2.7%の低下で2か月連続でマイナスとなりました。