令和6年10月の鉱工業生産指数は、前月比0.8%の低下で2か月連続でマイナスとなり、103.7(季節調整済指数、令和2年=100)となりました。低下した業種は化学工業、石油・石炭製品工業、電子部品・デバイス工業などで、上昇した業種は金属製品工業、電気・情報通信機械工業、業務用機械工業などでした。
一方、鉱工業生産者製品在庫指数は、前月比7.9%の低下で3か月ぶりにマイナスとなり、85.4(季節調整済指数)となりました。低下した業種は輸送機械工業、電気機械工業(旧分類)、汎用・生産用・業務用機械工業などで、上昇した業種は金属製品工業、プラスチック製品工業でした。
また、原指数(令和2年=100)で前年同月比をみると、生産指数は4.4%の上昇で4か月連続でプラスとなり、在庫指数は4.5%の低下で2か月ぶりにマイナスとなりました。