令和6年9月の鉱工業生産指数は、前月比0.7%の低下で3か月ぶりにマイナスとなり、104.5(季節調整済指数、令和2年=100)となりました。低下した業種は電子部品・デバイス工業、金属製品工業、生産用機械工業などで、上昇した業種は化学工業、食料品工業、プラスチック製品工業などでした。
一方、鉱工業生産者製品在庫指数は、前月比3.9%の上昇で2か月連続でプラスとなり、92.7(季節調整済指数)となりました。上昇した業種は輸送機械工業、電気機械工業(旧分類)、プラスチック製品工業などで、低下した業種は食料品工業、汎用・生産用・業務用機械工業、金属製品工業などでした。
また、原指数(令和2年=100)で前年同月比をみると、生産指数は5.0%の上昇で3か月連続でプラスとなり、在庫指数は1.4%の上昇で13か月ぶりにプラスとなりました。