令和6年7月の鉱工業生産指数は、前月比2.7%の上昇で2か月ぶりにプラスとなり、103.5(季節調整済指数、令和2年=100)となりました。上昇した業種は電子部品・デバイス工業、金属製品工業、その他製品工業などで、低下した業種は石油・石炭製品工業、輸送機械工業、生産用機械工業などでした。
一方、鉱工業生産者製品在庫指数は、前月比3.7%の低下で3か月ぶりにマイナスとなり、83.2(季節調整済指数)となりました。低下した業種は化学工業、石油・石炭製品工業、食料品工業などで、上昇した業種は金属製品工業、鉱業、窯業・土石製品工業などでした。
また、原指数(令和2年=100)で前年同月比をみると、生産指数は7.1%の上昇で2か月ぶりにプラスとなり、在庫指数は12.1%の低下で11か月連続でマイナスとなりました。