令和6年6月の鉱工業生産指数は、前月比11.4%の低下で4か月ぶりにマイナスとなり、100.8(季節調整済指数、令和2年=100)となりました。低下した業種は輸送機械工業、電子部品・デバイス工業、金属製品工業などで、上昇した業種は食料品工業、パルプ・紙・紙加工品工業、汎用機械工業などでした。
一方、鉱工業生産者製品在庫指数は、前月比4.3%の上昇で2か月連続でプラスとなり、86.4(季節調整済指数)となりました。上昇した業種は電気機械工業(旧分類)、輸送機械工業、汎用・生産用・業務用機械工業などで、低下した業種は化学工業、プラスチック製品工業、繊維工業などでした。
また、原指数(令和2年=100)で前年同月比をみると、生産指数は2.7%の低下で3か月ぶりにマイナスとなり、在庫指数は10.3%の低下で10か月連続でマイナスとなりました。