令和6年5月の鉱工業生産指数は、前月比13.5%の上昇で3か月連続でプラスとなり、113.8(季節調整済指数、令和2年=100)となりました。上昇した業種は輸送機械工業、電子部品・デバイス工業、化学工業などで、低下した業種は食料品工業、パルプ・紙・紙加工品工業、繊維工業などでした。
一方、鉱工業生産者製品在庫指数は、前月比0.9%の上昇で2か月ぶりにプラスとなり、82.8(季節調整済指数)となりました。上昇した業種は化学工業、輸送機械工業などで、低下した業種は電気機械工業(旧分類)、鉄鋼・非鉄金属工業、プラスチック製品工業などでした。
また、原指数(令和2年=100)で前年同月比をみると、生産指数は15.5%の上昇で2か月連続でプラスとなり、在庫指数は14.2%の低下で9か月連続でマイナスとなりました。