令和6年4月の鉱工業生産指数は、前月比10.5%の上昇で2か月連続でプラスとなり、100.8(季節調整済指数、令和2年=100)となりました。上昇した業種は化学工業、輸送機械工業、金属製品工業などで、低下した業種は食料品工業、業務用機械工業などでした。
一方、鉱工業生産者製品在庫指数は、前月比4.1%の低下で2か月ぶりにマイナスとなり、81.0(季節調整済指数)となりました。低下した業種は繊維工業、金属製品工業、石油・石炭製品工業などで、上昇した業種は輸送機械工業、電気機械工業(旧分類)などでした。
また、原指数(令和2年=100)で前年同月比をみると、生産指数は3.7%の上昇で4か月ぶりにプラスとなり、在庫指数は13.5%の低下で8か月連続でマイナスとなりました。