令和6年3月の鉱工業生産指数は、前月比0.4%の上昇で3か月ぶりにプラスとなり、91.2(季節調整済指数、令和2年=100)となりました。上昇した業種は輸送機械工業、電子部品・デバイス工業、食料品工業などで、低下した業種は化学工業、生産用機械工業などでした。
一方、鉱工業生産者製品在庫指数は、前月比2.5%の上昇で3か月ぶりにプラスとなり、84.5(季節調整済指数)となりました。上昇した業種は輸送機械工業、窯業・土石製品工業、プラスチック製品工業などで、低下した業種は電気機械工業(旧分類)、化学工業、石油・石炭製品工業などでした。
また、原指数(令和2年=100)で前年同月比をみると、生産指数は11.0%の低下で3か月連続でマイナスとなり、在庫指数は15.4%の低下で7か月連続でマイナスとなりました。