令和6年1月の鉱工業生産指数は、前月比10.0%の低下で4か月ぶりにマイナスとなり、95.1(季節調整済指数、令和2年=100)となりました。低下した業種は輸送機械工業、電子部品・デバイス工業、金属製品工業などで、上昇した業種は化学工業、木材・木製品工業、家具工業などでした。
一方、鉱工業生産者製品在庫指数は、前月比4.4%の低下で3か月ぶりにマイナスとなり、85.2(季節調整済指数)となりました。低下した業種は電気機械工業(旧分類)、輸送機械工業、汎用・生産用・業務用機械工業などで、上昇した業種は化学工業、金属製品工業、石油・石炭製品工業などでした。
また、原指数(令和2年=100)で前年同月比をみると、生産指数は1.1%の低下で2か月ぶりにマイナスとなり、在庫指数は8.5%の低下で5か月連続でマイナスとなりました。