令和5年12月の鉱工業生産指数は、前月比6.9%の上昇で2か月連続でプラスとなり、114.9(季節調整済指数、平成27年=100)となりました。上昇した業種は電子部品・デバイス工業、金属製品工業、食料品工業などで、低下した業種は輸送機械工業、ゴム製品工業、情報通信機械工業などでした。
一方、鉱工業生産者製品在庫指数は、前月比4.8%の低下で2か月ぶりにマイナスとなり、91.0(季節調整済指数)となりました。低下した業種は化学工業、石油・石炭製品工業、その他工業などで、上昇した業種は汎用・生産用・業務用機械工業、プラスチック製品工業、輸送機械工業などでした。
また、原指数(平成27年=100)で前年同月比をみると、生産指数は10.9%の上昇で2か月ぶりにプラスとなり、在庫指数は2.5%の上昇で3か月連続でプラスとなりました。