令和5年10月の鉱工業生産指数は、前月比2.8%の低下で2か月ぶりにマイナスとなり、105.1(季節調整済指数、平成27年=100)となりました。低下した業種は化学工業、金属製品工業、汎用機械工業などで、上昇した業種は電子部品・デバイス工業、業務用機械工業、石油・石炭製品工業などでした。
一方、鉱工業生産者製品在庫指数は、前月比0.1%の低下で2か月連続でマイナスとなり、93.2(季節調整済指数)となりました。低下した業種は汎用・生産用・業務用機械工業、金属製品工業、プラスチック製品工業などで、上昇した業種は石油・石炭製品工業、輸送機械工業、化学工業などでした。
また、原指数(平成27年=100)で前年同月比をみると、生産指数は0.7%の上昇で13か月ぶりにプラスとなり、在庫指数は0.1%の上昇で5か月ぶりにプラスとなりました。