令和5年9月の鉱工業生産指数は、前月比9.1%の上昇で3か月ぶりにプラスとなり、108.1(季節調整済指数、平成27年=100)となりました。上昇した業種は電子部品・デバイス工業、輸送機械工業、食料品工業などで、低下した業種は化学工業、電気機械工業、石油・石炭製品工業などでした。
一方、鉱工業生産者製品在庫指数は、前月比2.1%の低下で4か月ぶりにマイナスとなり、93.3(季節調整済指数)となりました。低下した業種は石油・石炭製品工業、電気機械工業(旧分類)、輸送機械工業などで、上昇した業種はプラスチック製品工業、化学工業、パルプ・紙・紙加工品工業などでした。
また、原指数(平成27年=100)で前年同月比をみると、生産指数は8.2%の低下で12か月連続でマイナスとなり、在庫指数は2.7%の低下で4か月連続でマイナスとなりました。